東北の関西人

訪れた街の街並みを紹介します。

杜の都、仙台の街並み編1

現在、過去のサブブログの記事の引越しを行っています。せっかくですので、手直しをして掲載しています。

さて、私が学生時代に居住していた仙台ですが、大変住みやすい町でした。今でも戻ることができるなら戻りたいと思う街です。私が仙台をここまで推す理由ですが、以下の点です。


  • 街自体が東北新幹線開業と共に高度経済成長期の渦中に大きく発展したため、新しい都市計画の概念がふんだんに取り入れられているため、整然としており、街並みも美しい。
  • 都市自体が規模に対してコンパクトであるため、大抵の用事は都心に出ると済ます事ができる。-
  • 新幹線や高速道路といった交通手段が都心に近いため、アクセスが非常に良い
  • 夏は猛暑日が少なくすごし易い気候であり、冬は寒いが降雪量は少ないため都市自体が交通マヒを起す事が少ない
  • 新幹線によって、東京へのアクセスが約1時間半が達成されており、東京へのアクセスが良い
  • 杜の都と呼ばれるだけあり、街の至る所に緑があり、また広くかつ美しく整備された公園が多い。

上記の理由から現在の所、私にとって仙台市が最も理想的な都市となっています。
今回は仙台の定禅寺通りに関する記事です。写真は2012年のもので若干古いですが、大きな変化もないと思いますので、そのまま掲載します。

定禅寺通

定禅寺通は「杜の都仙台」を象徴するケヤキ並木の通りとして有名です。冬季は光のページェントのイベントが開催され、また年間を通して中央分離帯の遊歩道や歩道などで様々なイベントが開催されます。
おそらく、仙台をイメージする際には、このケヤキ並木をイメージされる方も多いかと思います。

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勾当台公園から県庁、NTTドコモ仙台ビル方面です。定禅寺通と東二番丁通の交差点、勾当台公園は、宮城県庁の植栽や定禅寺通などの並木道に囲まれており、杜の都を代表する都市景観を作り上げています。


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定禅寺通りから、仙台三越の写真です。写真の建物は「定禅寺通り館」で、141ビルに入居しているという体制となっています。写真には写っていませんが、定禅寺通り館の隣に本館があり、連絡橋で繋がっています。定禅寺通の緑と、茶色の落ち着いた色彩と重厚感のある141ビルが、落ち着いた通りの雰囲気を演出しています。

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東京エレクトロンホール付近の中央分離帯歩道からの写真。写真右側の建物が東京エレクトロンホールです。定禅寺通は中央分離帯に歩行空間が設けられており、仙台市民の憩いのスペースとなっています。また、光のページェントやジャズフェスといったイベントも、この緑のトンネルと化した歩行空間を利用して開催されています。


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定禅寺通りと国文町通りの交差点です。交差点の四隅と上記の歩行路の交通システムを簡素化するためか、スクランブル交差点が導入されています。


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定禅寺通りと晩翠通りの交差点の写真です。それにしても定禅寺通りは見事に街路樹のトンネルとなっています。


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仙台メディアテーク付近からです。メディアテーク、もう一度訪れて写真を撮りたい建物です。7本の巨大な柱のみによって広く開放的な空間は壮大です。


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市民会館前からの写真です。写真奥の大きな建物は東北大学病院です。

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上の写真と同位置から県庁方面の写真です。


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定禅寺通りの街路樹のトンネルは市民会館前で終点になります。


街が杜の中に作られたと錯覚するこの雰囲気、私が仙台に戻りたいと思う理由の一つです。
次回は仙台市の目抜き通りの1つである東二番丁通の写真です。