東北の関西人

訪れた街の街並みを紹介します。

山に富む街,富山市

修士論文で死にかけてます...計算のプロペラ形状が違っていて2週間分の計算が吹っ飛ぶという大事故...

無事問題は解決しつつあるのですが,あの時はさすがに心臓がショックで止まるかと思いました.

あけましても,おめでたくない日々です...


早く,卒業して旅に出たい!



以上,心の叫び声です.お付き合いありがとうございます.

さて,本日はタイトルどおり,富山市の街並みです.

実家に帰省する際に北陸自動車道を使ったのですが,せっかくなので寄り道しようと考え,富山市に3時間ほど滞在しました.

昨年,車を手に入れました.もちろん学生の身分なので中古車です.14万キロのマーチ(k12型)

車に興味を持って以来,このマーチを運転したいと思うようになりました.

やはり,最大のポイントズバリ,「丸さ」ですね.あの曲線のみで構成された車体に惹かれました.

走行距離は購入以降9500km...私自身もここまでの距離を走破するとは思いませんでした.




.....すみません,また話が脱線しました.

それでは本題に入りたいと思います.

富山市は人口約42万人の日本北アルプスに面した都市です.北陸地方では,新潟市金沢市に次ぐ規模で,中核市の指定を受けています.

近年の富山市の話題ですと,やはり2015年3月に北陸新幹線開通でしょうか.東京まで新幹線で3時間で移動できるのは大きいですね.

訪れた際の第一印象は仙台と共通する雰囲気を感じました.調べてみると富山市仙台市と同様にコンパクトシティーを目指した都市計画を進めています.

以上概要です,それでは街並みの紹介に写りたいと思います.

北陸自動車道 流杉PAにて.立山連峰が綺麗に見えています.あんな天候で雷鳥沢や剣岳に行って登山をしてみたいです.



富山IC出口から,そのまま北上すると富山駅南口に至ります.写真は星井町付近です.ここから車で約10分で富山駅へと至ります.



それでは散策開始です.まずは,富山市の玄関口の富山駅です.新幹線の開業に伴って駅前の再整備も行われているようで,訪れた時はちょうど写真のように目下工事中でした.
なぜ,新幹線開業と合わせなかったのかが若干疑問ですが...


富山駅前の写真です.なぜか閑散としてる気がします.富山ICから都心部に行く途中で感じたのですが,都心より郊外の方が活気がある気がします.

恐らく車社会である事が一つの原因かなと感じます.大丈夫なのでしょうか,コンパクトシティ計画...




冬なので日が低いせいか,影ばっかりです....前写真の反対側の方向で,駅前から呉羽山公園の方向です.


とりあえず駅の北口に向かいます.写真の建物は,富山駅北口にある「富山市芸術文化ホール」,愛称「オーバード・ホール」です.このホール,日本海側で最大級のホールだとか!




さらに北上します.写真左側の建物は富山県営武道館で,奥の灰色の建物が富山市総合体育館です.


富山市総合体育館です.とんでもなく大規模な体育館です.建築デザインが個人的に大変好みです.屋根の形が,地元のびわ湖ホールと似ています.




上の写真と同じ位置から富山駅方面に向いた写真です.写真左側の大きなビルは「ボルファートとやま」です.
普通のオフィスビルかと思っていたのですが,このビルを調べたところ,「貸し会議室,宴会,法要,ウエディング等,イベント催行に特化した施設だそうです.
右側の高層ビルは「タワー111」です.総合ITベンダーのインテックの本社が入居しています.
名前の通り,高さは111mです.昔は展望室があったのですが,今はインテックの受付となっているらしいです.



別のルートから,「ボルファートとやま」に向かって歩きます.
富山駅の北側は再開発で計画された街並みなのか,非常に整然としています.



「タワー111」と「インテック本社前ビル」です.そして,写真の路面電車富山ライトレールのTLR600形車両です.
この富山ライトレールが誕生したのは結構新しく,2006年に開通したそうです.
当初は駅南口の富山地方鉄道の運営する富山市内軌道線と富山ライトレールは同一のものだと思っていましたが,全く関連がない事は後で知って驚きました.



富山駅北口のオーバード・ホール前からです.この道の雰囲気は仙台駅南口から楽天スタジアムに至る道と雰囲気が似ています.
広い拡幅の歩道に,計画的に整備された街並み故でしょうか.



富山ライトレールの,富山駅北停留場です.この路線,過去はJR西日本の路線だったそうです.北陸事情は全く知らないので驚くことが多いです.
(北陸を通過したことは何度もありますが,散策したのは初めてですw)



富山駅北口から北陸電力本社ビルの写真です.全国共通ですが,電力会社のビルは堅牢な造りの建物が多いように感じます.
おそらくインフラ系の会社なので,災害時でも機能維持を可能にするために,堅牢な構造となっているのでしょう.



最後に富山駅北口前からとったオーバード・ホールの写真です.建物の印象が先ほどの写真とは大きく異なります.




以上,富山の街並みシリーズ第1弾でした.今回は,富山駅北口がメインでした.
富山駅北口の印象ですが,富山市の掲げるコンパクトシティを具現化した街並みであると感じました.
また,駅の近くに県営や市営の施設が集積しているのも,それを感じる理由の一つでしょう.

しかし,「富山市 コンパクトシティ」と検索すると,「失敗」の関連ワードの検索が目に入ります.
実際,街を散策していて「失敗」の影を感じることがありました.

その影を感じ取ったのは主に,富山駅南口以南の市街地にて感じ取りました.
次回は自身の感じ取った問題点とそれに関する考察を合わせて富山駅南側をメインに街並みを紹介したいと思います.

旅に出たい.....

P.S.あけましておめでとうございます.今年もよろしくお願いします.