本日は、沼沢湖について紹介していきたいと思います。
沼沢湖
福島県金山町にあるカルデラ湖で、金山町のシンボルとなっている湖です。かつて大蛇(龍?)が住んでいたという伝説があります。
風が穏やか日は水面に周囲を取り囲む山が写りこんで幻想的名風景になりますが、過去3回訪れてもその風景を見たことはありません。
湖の北東側は湖畔に沿って道路がのびており、湖を見ながら歩けます。
2018年1月の沢沼湖です。 奥の左右対称な特徴的な山は前山と呼ばれています。一度雪の中登ってみたい山です。吹雪の中、大蛇があの山をとぐろ巻いていたと考えると神秘的な気分になります。
こちらは2019年1月に撮影した前山です。
少し光量を調節してみました。
さて、場所は少し変わり沢沼湖から国道252号に戻ると上田ダムが見えます。昭和27年着工、昭和29年着工です。2020年時点で完成から66年経過しています。只見川水系にはダム上部にゲートが設けられ、高さをとったトラス構造とその上部に操作室が設けられるタイプのダムが多いです。
こちらも2019年1月の写真ですが、ここの「道の駅 奥会津かねやま」で昼食を食べることが毎年の恒例イベントと化しています。
学生時代にふと只見に来たとき、たまたまこの道の駅で蕎麦を食べたのですが、ただの道の駅の食堂とは思えないくらい美味しかったので、奥会津に来たときは必ずここで蕎麦を食べることにしています。ちなみにここの蕎麦は夏だろうが冬だろうが冷が美味しいです。(※ 私の好みです。)
2018年当時ですが、只見線は水害以来どうなるかが決まっていませんでした。以下添付の記事のように、建設は1年4ヶ月の突貫工事で作られたのとは対照的に、復旧は水害から10年後とのことです。おそらくですが、ここ10年で只見線と取り巻く環境が変わったのが原因かと思います。前回の只見川第一橋梁の写真を撮りに展望台にいたのですが、タイの観光客と会いました。現在はコロナウイルスで下火になっていますが、インバウンドで只見エリアが注目され、観光客が増えたのかなと思います。
2016年の記事の末尾に記載したように、只見線が観光資源として注目され始めたのかなと思います。
道の駅にはかつて使用されていたタブレット閉塞器が展示されています。
横から見ると機器の内部がみれるようになっていますが、昔の機械はかなり堅牢に作られているなと思います。FEM計算がない時代は局所の応力状態を求めるのは困難だったためだと思われます。機器の箱1つ骨組みを見ても非常に頑丈そうです。古い機械はふんだんに設計上の余裕があるため、寿命が長いのもこれ所以でしょうか。