東北の関西人

訪れた街の街並みを紹介します。

第10回 南米放浪日記(クスコの街並み2)

 

前回に引き続き今回もクスコの街並みを載せていきたいと思います。

 

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前回登場したサンブラス教会ですが、Google Mapで場所を見つけることができました。

 宿泊した宿はサンブラス教会付近だったので、宿泊した宿についても一緒に見つけることができました。泊まった場所が思い出せませんでしたが、こうやって後で見つけられると嬉しいものです。

 

 

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この日は、クスコのもう一つの見所である、引火時代に石積みの建築を見に行きました。

 

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サンブラス教会からの写真です。そういえば、ここの広場で座って休憩していると、小さな子供が描いた絵を見せてきて、微笑ましいなと思っていたら閲覧料(拝観料?)を寄越せと言ってきました。逞しいです....。もちろん拒否しましたが。

 

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気を取り直して石積みの壁に向かって歩きます。

 

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ちなみにこの街ですが、標高3400mに位置しています。既に富士山並の標高であるため、この程度の坂を上るだけでも息切れしていました。また、高山病でひどい頭痛がしたため、数日間ロキソニンが手放せませんでした。

クスコに行かれる方、特に頭痛持ちの方はロキソニンは十分携帯しておいたほうが良いと思います。

 

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さて、見所の場所に移動しました。こちらは12角の石と呼ばれている石壁がある場所です。奥の場所は遺跡調査・修復作業か何かで通行禁止となっていました。Aqui Piedra de 12 Agulos / No tocar (これが12角形の石です。触れないで下さい。) との説明がありました。スペイン語多少かじっていましたが、文字が読めると旅の楽しみが倍増します。

 

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写真中央の石が12角の石です。ガイドブックの説明では”カミソリの刃1枚すら通さない”と表現される程、非常に精巧に組み合わせられています。まるで暗号のように組み
12角もの複雑な形に切り出され、それぞれ隙間無く敷き詰められた様相から、当時の石材加工技術の高さが伺い知れます。

 

 

 

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いたる石積みも全て隙間無くくみ上げられています。仮に石材を矩形に切りだしても多少の隙間は発生するものです。

 

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矩形でなく、このように様々な形の石が入り混じっている状態で、この加工精度は素晴らしいものだと思います。

 

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遺跡の調査のマークも所々に見られました。

 

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クスコは16世紀のスペイン人征服時代に寺院や宮殿が破壊され、その土台を新都市の土台として利用しました。

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この写真がわかりやすいですが、下側の精巧な石積みインカ時代のもの、上側の粗い石積みがスペイン時代のものです。いかにインカ時代の石積みの技術が優れていたかがわかります。

 

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クスコの街並みではこのようにインカ時代の土台とスペイン時代の新たな石積みが混ざり合った建物がいたるところに点在しています。

 

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こちらもはっきりと石積みが分かれています。

 

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14角の石も見ようとしましたが、こちらは通行止めになっていました。

 

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昼食を食べました。ファーストフードは世界何処でもハズレが無いのがいいですよね。(笑)

 

次回はクスコのたぶんマイナーな、とっておきの場所を紹介したいと思います。