今回からボリビアのウユニ塩湖について紹介していきたいと思います。
まずは概要からです。
1.ウユニ塩湖
ウユニ塩湖絶景でかなり有名になりましたが、ボリビアにある広大な塩湖です。面積は四国の約半分程度と非常に広範囲で、アメリカ大陸最大の塩湖といわれています。
かつてアンデス山脈が隆起した際に、大量の海水がそのまま山の上に残され、それがそのまま蒸発し、かつ盆地状の大地で流れ出す川がなかたため、水が蒸発して極めて平らな塩の大地が形成されました。
この大地は100km四方で50cm程度の高低差しかないため、世界で最も平らな場所といわれています。
よく観光パンフレットで目にする水面に映る鏡張りの光景は雨季のみ見られ、雨で塩湖が冠水すると、前述の平らさから水が波も立たないほど薄く広がり、結果鏡張りのような風景が現れます。
2.ウユニ塩湖の風景
ここからはウユニ塩湖の風景を掲載していきたいと思います。
夜行バスに乗ってラパスを出発した後、翌日の10時くらいにウユニの街に到着しました。とりあえずホテルを押さえましたが、ここからツアー会社に行って、日帰りのウユニ見学ツアーを申し込みました。
ウユニの町中です。
とりあえずハンバーガー的な物を食べました。ちなみにこのハンバーガを出された際、フォークとナイフも出されました。マクドナルド等が広まる前は、ハンバーガって元々はフォーク&ナイフで食べるものだったんですかね?
さて、ツアー会社前からランドクルーザに乗り込んで塩湖方面に向かいました。
何もない荒涼とした大地が続きます。
20分ほど走ると塩湖が見えて着ました。
塩湖を見るためには水が薄く張った場所を探す必要があり、運転手がそれぞれ最も綺麗なポイントを探してくれます。
この辺りは水が深いため波立っていました。
結構絶景ポイントを探すのは難しいようで、鏡張りの光景を見つけられず戻ることもしばしばとのことです。
どうでもいい話ですが、人間の目の高さを1.5mとした場合、地球が完全な球体の場合は地平線が約4.4kmです。
100km四方のある広大な塩湖から絶景ポイントを見つけるのはそれだけ至難の業と思われます。
丁度水面と塩の大地の境目です。
それにしてもここではトヨタのランドクルーザが大人気のようでした。別の車種はGMの車1台だけだったと思います。
島のようなものもありました。
こちらは完全に干上がっている塩湖です。別のランドクルーザのタイヤ跡がついています。
窓から撮影しました。別のクルーザが1台見えます。
10分くらい走ると複数台のクルーザーが表れました。他のクルーザは地平線に隠れて見えていないだけで、奇しくも地球の丸さを体験した瞬間でした。
そうこうしてやっと鏡張りのスポットを見つけることができました。
今回のたびのメインの目的はこのウユニ塩湖でした。
私が大学1年の時、部活の先輩からウユニ塩湖の写真や動画を見せてもらい、この絶景を見たいと思ったのが全ての始まりでした。この写真を見てから必死でアルバイトをして旅費を貯めたのは良い思いでです。それにしても、南米を半月周遊して30万円程度に抑えることができました。バックパッカーの旅の魅力ですよね。
別の場所からの眺めです。
何だか天国にいる気分でした。ちなみに塩湖に降りると塩まみれになるので、長靴を貸してもらえます。
鏡張りの湖にポツリと浮かぶ車です。
写真奥の方に島が見えます。
私の写真もありましたので、折角なので掲載しておきます。
この後、夕方のツアーにも参加しましたので、次回は夕方のウユニ塩湖の写真を掲載します。