東北の関西人

訪れた街の街並みを紹介します。

情熱の国、スペインの首都マドリードその1

やっとブログの引越しが終わりました。今回の引越しでhtmlやcssなど、沢山の事を学べて良い勉強になったと思います。また、ちょこちょこ改良すると思います。

上記のメニューバーですが、まだ訪れた事のない地域・記事にしていない地域は掲載されていません。後々、関連カテゴリが生まれたら追加しようと思います。

もし、不具合等を発見されたら教えて頂けると幸いです。

それでは、本題のマドリードの記事です。


マドリード

マドリードはスペインの首都で、スペイン中央部に位置します。とりあえず以下、Wikipediaから引っ張ってきたマドリードの概要です。

人口は約325万人。2011年の都市圏人口は541万人であり、世界第57位、欧州では第5位である[5]。 紋章はイチゴノキとクマ。
スペイン中央部のメセタ地帯のマンサナーレス川沿いに広がる。近郊にはモストレス、アルカラ・デ・エナーレス、ヘタフェなどの都市があり、マドリード首都圏を形成している。
2014年にアメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第15位の都市と評価された。ヨーロッパではロンドン、パリ、ブリュッセルに次ぐ第4位である。

出典:Wikipedia


さて、街ヲタ目線から見たマドリードの特徴ですが、以下の通りです。

丘に築かれた都市というイメージ

丘のような緩やかな傾斜とアップダウンのある地形が広がっており、そこに都市が気付かれているといったイメージです。
写真からはわかりにくいですが...。日本だと東京の渋谷の様なな緩やかな起伏の土地に近いイメージだと思います。

写真はLegazpi(レガスピ)付近のAndalucía(アンダルシア)橋から撮ったManzanares(マンサレナス)川です。写真の奥がマドリード都心部方向となります。なお、この川の地下には高速道路が通ってます。片側3~4車線の超高規格な高速道路が...。

高速道路が異様に高規格

これはスペイン全般に言えると思いますが、マドリードは都市を取り囲むように高速道路が敷設されています。しかも、最低でも片側3車線以上という日本では考えられないトンデモ規格です。(片側4車線が基本)
地下にも高速道路が縦横無尽に張り巡らされており、地下トンネルにもかかわらず最低でも片側3車線以上...。最も都心付近を走る環状道路M-30の動画を見つけたので参考として貼っておきます。
参考動画↓

なお、首都高速阪神高速のように都心部まではあまり乗り入れておらず、都心部での交通輸送の主役は地下鉄(Metro)であり、役割分担がはっきりとしています。

鉄道駅は日本で言う空港に近い扱い

マドリード都心部の移動手段はやはり地下鉄で、こちらは日本との扱いがあまり変わらないと思います。一方で、郊外へと行く高速鉄道や近郊路線への乗車はまさに空港の制限区域に入るという感じです。もちろん手荷物検査もされます。テロの脅威に脅かされつつあるヨーロッパの暗い側面が現れているようです。また、ホームへも出発15分前にならないと改札が開かれません。まさに、一連の手続きが空港での搭乗手続きのようです。

スペインの街の紹介ですが、現地で撮った写真が1000枚近くあるので、マドリードだけで3回くらいになりそうです。そして、個別に訪れたトレド、クエンカ、セゴビア等を入れると合計5~6回くらいになると思います。

加えて、マドリードセゴビアには2回訪れています。エジプト⇒スペイン(1回目)⇒アルゼンチン⇒チリ⇒ペルー⇒スペイン(妹と合流)という流れで...。

よって、同じところに二回訪れているので写真は1回目と2回目で撮影日時がごちゃまぜになっているのでご了承ください。


では、探訪の本編が始まりますが、せっかくなので皆さんに旅行気分を味わって頂きたいと思います。最初に”空港からマドリード市内へ”です。

空港からマドリード市内へ


マドリードに着陸する直前の様子です。人生初の先進国での旅行!今まで、誰も行かなさそうな僻地にばかり行っていました。


マドリード・バラハス空港に到着しました。到着したターミナルはターミナル4Sで、ターミナル4と並ぶ新しく近代的なターミナルです。なお、このターミナル4Sは到着後、ターミナル4へ空港内の鉄道に乗って行き、そこで出る必要があるので注意が必要です。

マドリード・バラハス空港のターミナル地図

出典:Fora do Mapa

また、荷物もターミナル4での受け取りとなります。預けた荷物をどこで引き取るかわからず、空港の係りの人に何処で引き取るか尋ねました。意外と言語って何とかなるものです。



入国審査もフリーパス状態で通りました。顔を見たらスタンプを押して、「ほい、行っていーよ。」と。
日本パスポートは相当信用があるそうです。好きなタイミングで大抵の外国へ行けるって本当に大変ありがたいですね。
パスポートの信用に泥を塗らないよう謹んで行動したいものです。



それにしても大変精巧な造りの空港です。流石はヨーロッパというところでしょうか。



それでは、T4SからT4へ移動するために構内鉄道に乗ります。写真は撮り忘れましたが、いわゆる新交通システム的な乗り物です。ポートライナーみたいな感じの乗り物でした。



構内鉄道のプラットホームです。どんだけお金がかかってるのでしょうか....。



さて、T4に到着したので、マドリード市内へ向かいます。タクシーは高いので、ケチって地下鉄で行きました。市内への乗り合いバスもあるのですが、停留所が宿泊場所から遠かったので、地下鉄にしました。



マドリードの地下鉄、”Metro”の8号線です。この時は、Aeropuerto T4(空港ターミナル4)からLegazpi(レガスピ)へ行きました。


Legazpi(レガスピ)駅を出て、ホテルへ行く道中のCalle del Vado de Sta. Catalina(バド・デ・サンタ・カタリナ)通りの写真です。スペイン語でCalleは通りという意味です。
ヨーロッパの町ってなんだかロマンが溢れる感じです。(ヨーロッパ旅行のビギナーです...)

マドリードの街並み

何かの本で読んだのですが、初めての街では高い所に登り街の全貌を眺める事で、街の雰囲気や大まかな地理が頭に入る、という話を読んだことがあります。

では、まずマドリードの展望台的な場所である、旧称、Palacio de Comunicaciones(コムニカシオネス宮殿)へ行って見ましょう。

現在はマドリード市庁舎+文化センターとして機能しています。なお、この宮殿のComunicacionesは通信という意味で、かつては電話等の通信を管理する行政組織の建物でした。ですので、一応現在の名称はPalacio de Cibeles(シベーレス宮)となってます。
今回の目的地は建物中央の塔へ登ることです。ここへ登るためには、正面入り口隣のチケット売り場で入場チケットを買う必要があります。チケットは2ユーロか2.5ユーロだったと思います。
展望台への入場は、15分ごとにグループ単位で入場するシステムで、券を買う⇒上階の展望台入り口で並ぶ⇒先着順で入場、といった具合になります。人数オーバーするとまた15分待たなくてはなりません。

無事に入場できたので、階段を登ります。


7階。展望台は8階だったと思います。

館内はリニューアルされており、建物の内部と外部の時間はまるで異なります。



Calle Gran Via(グランビア通り)方面の写真です(西方向)。グランビア通りは有名な商店やデパート、ホテル、劇場、銀行、高級レストラン等々などがあり、東京でいうと銀座のような場所です。
写真中央億の凸の形をした超高層ビルは、Edificio España(エディフィシオ エスパーニャ)で、地上26階、高さ117mのマドリードにおける老舗高層ビルの1つです。詳しくは後日改めて紹介したいと思います。


こちらは、Cuatro Torres Business Area(クアトロ・トーレス・ビジネス・エリア)方面の写真です(北方向)。名前の通り4つの200m級超高層ビルが建っており、マドリードのランドマークとなっています、また、付近の超高層ビルマドリードの一大ビジネスエリア、Azca地区に建っています。



上の写真のアップです。銅色のビルでおくの超高層ビル群が見えませんね...。


グランビア通りとクアトロ・トーレス・ビジネス・エリアの間の写真です(北西方向)。マドリード自体は高い建物があまりないため町全体が見渡しやすいです。



西方向の写真です。写真奥には空港があります。



南東方向の写真です。方向的にはCuenca(クエンカ)方面です。

南東方向の写真です。逆光で写りは悪いです。方向的にはToledo(トレド)方面です。

さて、最後にリニューアルされたシベーレス宮の中です。展望台から降りてくる時に撮りました。


このように現在は市民の文化施設として、また市庁舎の一部として使用されています。石造りの建物は劣化が少ないのでリニューアルが容易なようです。

次回はマドリードを散策した時の街並みを紹介したいと思います。

オマケ
展望台から撮ったマドリードの町の様子です。時間があればご覧ください