本日の1枚は長崎市のジャイアント・カンチレバークレーンの写真です。
これは2016年に長崎に来たばかりのタイミングで撮影しました。当時はコロナが流行る前で、毎日のように長崎港へ客船が出入りしていました。
ジャイアント・カンチレバークレーンは1909年(明治42年)に竣工したクレーンで、実に100年以上の経過しています。このクレーンは、三菱の長崎造船所内の機械工場で作られたタービンを船に積み込む役目を担っています。一昔前はプロペラも荷役していましたが、舶用プロペラの製造から撤退して以降は、重量のある部品としては専らタービンやボイラ関連の部品になっていると思います。
このクレーンを真下から見上げると製造元のアップルビー社の巨大な銘板がついています。