記事のネタに迷ったので、今回は以前紹介したスペイン記事の続きにしようかと思います。
前回はマドリードの街並みを紹介しましたが、今回は郊外の風景について紹介したいと思います。なお、今回からが街ブログの真打です。せっかくブログを書くのであれば、やはり人が紹介しなさそうな所を紹介し、それらを知ることが楽しいかと思います。
さて、今回はローマ水道教で有名なセゴビアまでの道中を紹介しようと思います。(街とか道路が好きな人は、こちらの方が楽しいかと思います。)
今回のルートはこんな感じです。
話すとややこしいのですが、セゴビアへは2回行きました。1回目はバイクを借りて悠々自適な旅、2回目は妹と2人で観光旅行、といった感じです。したがって、同じ場所の写真が2回あるので時系列はバラバラ(写りが良いほうを採用)ですがご了承ください。
スペインでのレンタカー
もしかしたら、このブログで海外のレンタカー旅行について興味を持たれ、乗ってみたいと思う方もいらっしゃるかと思いますので、私がレンタカーを借りた手順とその際に注意した事もついでに記しておこうかと思います。
1.国際免許を取得
とりあえず、国際免許が無ければ何も始まりません。
必要な物は以下の通りです。
- 運転免許証
- 写真(縦5㎝×横4㎝)
- パスポート
- 印鑑(認印でOKです。)
- 手数料(2400円)
国際免許は即日発行ですので、平日に時間さえ取れれば即座に取得できます。
2.ネットでレンタカー予約
出発前でも現地でも良いですが、レンタカーを予約します。英語がある程度読める人なら問題なく予約できます。旅行代理店経由は高いです...。今回の予約は101USDで予約できました。ただし、クレジットカードを持っていないと基本的には予約できません。ただ、ネットのセキュリティー上から国内で予約されることをお勧めします。そんな事を言いながら私は現地で予約しましたが(笑)。近頃の世の中は便利になったものです。
加えてヨーロッパではAT車が少ないのも特徴です。AT限定免許の人は注意して予約してください。
なお、以下が私が予約したときの画面です。参考までに載せておきます。
3.現地の交通ルールを勉強
これも当たり前ですが、現地の交通ルールは最低限頭に入れてください。標識は日本と似ているものも多く、検索するとすぐに出てくるので問題ないかと思います。ただ、特にヨーロッパでの話ですが、ヨーロッパでは交通ルールが徹底されてます。優先道路、追い越しは必ず左から(日本だと右から)、信号の厳守などです。万が一事故が起きると、ルールを破った側が100%過失を負います。赤信号の交差点を渡って轢かれた歩行者に車の修繕費用が請求されるほど徹底されています。日本の感覚で運転して事故を起すと、間違いなく過失を負うので注意が必要です。
4.現地で受け取り
今回受けとった場所はマドリードの中心部から離れていました。Puerta de Solから地下鉄で30分、Hospital Infanta Sofíaという場所です。まあ、Hospitalからもわかるように、郊外の病院付近のレンタカー屋で借りました。
現地では最低でも英語は話し、できれば現地の言語で、「予約した○○です。」くらいは言いたいところです。あとは、自動車保険に加入して、契約条件を確認したら乗車となります。ここで、以下2つの点に注意です。
1については、万が一車が盗難にあったり、事故で修理費が発生したときの保障費用です。今回、私の場合は500ユーロをデポジットとして求められました。一旦、クレジットカードで500ユーロ支払い、トラブルが無ければ返金されるという仕組みです。
2についてですが、保険加入時に契約書を渡されます。このとき、対人・対物無制限かを確認しましょう。今回訪れたスペインでは自賠責が対人・対物無制限であるため問題ないですが、アメリカ等の他の地域ではでは限度額が定まっている場合もあるので、注意が必要です。英語を読むのは億劫かもしれませんが、最低限事故時の相手への補償欄は読んでおきましょう。なお、自分の怪我に関する保険は海外旅行保険やクレジットカード付帯保険の約款を読んで、必要な分だけかけてください。
マドリードからセゴビアへ
それでは、長い前置きでしたがマドリードからセゴビアへの道中を紹介したいと思います。
今回紹介するルートはこちらです。
限られた時間でしたので、写真は多くありませんがご了承ください。
それでは、レンタカー乗車のためマドリード郊外まで地下鉄で行きます。
写真はマドリードの長距離列車が発着するEstacíon de Atocha(アトーチャ駅)です。
駅は高い天井で覆われたヨーロッパらしい造りとなってます。詳しくは、また後日紹介します。
着きました。レンタカーの受け取り地、Hospital Infanta Sofíaの近くです。マドリードは郊外の街並みも綺麗だなと思いました。
日本のニュータウンでもありそうな風景ですよね。
今回借りた車です。予約のときはVWが見本でしたので、外車&右ハンドルデビュー♪と心躍っていたのですが、配車されたのはトヨタのオーリス....。流石は世界のトヨタです(笑)
初の右ハンドルがトヨタというのはなんとも言えない気分でした。ただこの車、走行距離2000kmの新車でした。まあ良しとしましょう(笑)
ちなみに、バイクで行った時は、こちらをレンタルしました。結局外車デビューはプジョーのスクーターでした...。
途中、高速道路から降りて撮った脇道です。今回、セゴビアへ行くにはE-5道路を通りました。最高速度は基本120km/hです。急カーブ地点や合流箇所では80km/hや100km/h制限がかかります。
マドリード近郊の高速道路には基本的に側道が整備されています。片側3車線の道路にさらに2車線の側道があり、実質片側5車線の豪華仕様です。さらに、多くの道路が無料という至りつくせりな道路環境です。また、スペインでドライブしたいです...。
セゴビアに行くには山脈を越える必要があります。
途中の田園風景が美しいです。
運転中だったので、妹に撮ってもらいました。(笑)
途中のサービスエリアで休憩しました。休憩所で朝食でサンドウィッチをとったのですが、やはり生ハムが挟まれていました(笑)
あの山脈を越えます。とはいっても高速道路ですが...。
山を越えると一気に天気が悪くなりました....。なにだかわからない広場です。
峠を越えたのでE-5高速道路を降ります。
せっかくですので、高速道路を運転したときの動画を貼っておきます。どんな感じかの雰囲気は掴んでいただけるかと思います。
今回はここまでです。次回はセゴビアまでの道を紹介したいと思います。