今回はボリビアの郊外にある月の谷という場所について紹介したいと思います。
その前にラパス市内や近郊への移動手段であるミクロについて先に紹介したいと思います。
１．ラパス市内や近郊の移動はミクロで
ボリビアに行く方はおそらくウユニ塩湖を目的とされている方が多いですが、ラパスに滞在するケースは多いと思います。
ここで、ミクロを使うとラパスでの移動が非常に快適になります。
ミクロとは、いわゆるバスと乗り合いタクシーが混ざった感じの乗り物で、行き先は決まっており、手を上げるとタクシーのように止まって乗せてくれます。以下の写真のようなミニバンがミクロです。
ダッシュボードに行先表示がされており、繁華街の広場であれば運ちゃんが行き先を叫びながら徐行しています。
このミクロを使うメリットはやはりその値段です。運賃は非常に安く、1回の移動で1~2BS (= 15円~30円 )程度です。
また、降りたい時はAqui, por favor (ここで、お願いします。)、Esquina, por favor(角でおねがいします。)といえば降ろしてくれるので、ラパス市内の移動において大変便利な乗り物です。
２．月の谷の写真
前回のアントニオ・ホセ広場からのミクロに乗ってMallasa地区にあるValle de la Luna(月の谷)といわれる場所へ行きました。場所は以下の地図のルートを通ります。
行き方がよくわからず、どのミクロに乗ればわからず付近の子供にガイドブックを見せて尋ねたところ、わざわざミクロを停めてこれに乗ったら行けると案内してくれました。（運転手にも月の谷に行きたがっているとも伝えてくれたようです。)
南米での数ある良い思いでの1つです。
さて、30分程度のミクロに乗って、ラパス郊外のマラッサ地区に到着しました。
月の谷の向かいにある休憩所的なところです。
こちらが月の谷の入り口となります。
入り口の案内によると営業時間が08:00～17:30、入場料は15BS (=約225円)でした。
とりあえず順路に沿って進みました。
周囲が凹凸の激しい岩（というより半分砂)の様な岩肌が当たり一面に広がっている光景でした。
所々草が生えていますが、基本的に殺風景です。
谷底っぽい順路を進んでいきます。
この付近は粘土質の岩と砂岩で構成されおり、非常にもろいことから風雨に晒されて侵食がすすみ、このような光景が構成され多とのことでした。
少し小高い場所に上るとこのように辺り一面が侵食された岩肌で覆われています。
観光客も歩いていましたが、全体的にはまばらな感じでした。
順路はアップダウンに富んでいます。手すりが木製の簡易的な感じで、場所によっては崩れそうな所もありました。
とある登りからの光景です。
この風景だけ切り取ると確かに月面にいる感じがします。
適当に進みます。
入り口方面に戻ってきました。
月の谷の入り口です。
なんだか切り立った石柱のようなものもあります。
順路によってはこんな感じの険しい道もありました。
先程の切り立った石柱です。Sombrero de la Dama(女性の帽子)という名前らしいです。
野生のサボテンです。
ちなみに野生のサボテンを見たのはここが初めてだったと思います。
次回も月の谷、そして月の谷周辺の散策写真を紹介していきたいと思います。
